2015年6月22日月曜日

ファイル名の末尾に今日の日付を付加するソフトを公開しました

文書を作成するときに,日付をつけたファイル名で保存することが多い。
次の日には,そのファイルを開いて,また日付を変更して保存する。
うっかり,ファイル名を変えずに上書き保存してしまうこともある。
それをなくすために,まず,ファイルをコピーしてから,ファイル名を変更して開く。
この作業が面倒になってきた。

ワードの履歴保存を使えば,遡れるのだろうが,ファイルの存在が見えない状態は,不安なので,どうしてもこのようにファイルをいちいち作ってしまう。

誰もが困っているのではないかと思って,すでにそういうソフトがあるだろうと探してみたが,これはというものは見つけられなかった。
ならば,作ってしまえばよい。

新しくVisualStudio2013をインストールしたので,勉強がてら,VisualBasicで作ってみることにした。

ファイル名に日付がない場合は,末尾に今日の日付を付加する。
ファイル名に日付があった場合は,元ファイルをコピーして今日の日付に変更する。
つまり,元ファイルはそのまま残り,今日の日付の元ファイルのコピーが出来上がる。
あとはこれを開いて,文書を加筆修正すればよい。

アイコンにファイルをドラッグ&ドロップしてもよい。
便利なのは,右クリックメニュー「送る」にショートカットを登録すれば,より簡単。

AddDate2Filename78はここからダウンロードできます。
あんまりエラー処理をきちんとしていないので,使用については自己責任でお願いします。



2015年6月2日火曜日

PowerPointの配布資料の余白をなくす方法

いろいろなところで,パワポ禁止令が出ているようですが,それでも使わなければならない場面が多いのではないでしょうか?
映すスライドを見やすいものにするだけでなく,配布資料にも気を配りたいものです。

配布資料マスターでは,ユーザーが余白を自由に設定することができません。
うまい方法はないものかと調べていたら,ありました。
配布資料マスターを使わずに,プリンタの印刷設定を使うというものです。

私のお勧めは,とりあえずPDFファイルに出力することです。
PowerPoint2013で説明していますが,どのバージョンでも可能だと思います。

設定を4スライド(横)にすると次のようになります。
余白がとても多いです

設定をフルページサイズのスライドにします。
プリンタをAdobe PDFにして,プリンタのプロパティをクリックします。
レイアウトで,シートごとのページ数を4に変更します。
これで印刷(PDFファイルを作成)すると,以下のようなPDFファイルが出来上がります。
余白がほとんどなくなりました。
スライドの枠線を消したいのですが,パワポの印刷設定で「スライドに枠をつけて印刷するのチェック」を外しても,枠が印刷されてしまいます。
とりあえず,余白がなくなったということで良しとします。

直接プリンタから印刷したい場合でも,プリンタのプロパティから同じような設定があると思いますのでお試しください。