2020年12月28日月曜日

2020年のまとめ2

 ソフトウエアの作成に時間を費やした年でした。

1)js-STAR XR version1.0.0j
新バージョンを公開しました。
以下のことが追加修正されています。
・R統計との連携強化
・共分散構造分析プログラムの追加
・日本語結果出力の支援機能の追加
・各種ユーティリティプログラムの改良
・シミュレーション機能の追加

2)月の満ち欠けAR+ ver2.5
マーカーが必要ないのでモデル表示が安定しました。
地上と宇宙の視点を切り替えたり,アバタを出現させたりできます。
筑波大学の大学院生さん(公開当時)と共同制作したアプリです。

3)金星の満ち欠けAR ver1.1
月の満ち欠けAR+を理科の先生に見せたら,「金星もあるといいなぁ」と言われたことから作成することになりました。
月の満ち欠けAR+と一緒に使うと効果的だと思います。

4)サンタAR
エンターテイメント系アプリを作りたいと思っているのですが,なかなか時間がありませんでした。
Magica Voxelという3Dモデリングソフトでサンタや樹木,家などを作っています。
ゲーム性をもたせるなど,今後の改良点はたくさんあります。

2020年のまとめ1

今年2020年,どんなことができたかをまとめてみます。

noteというサービスを使って,3月1日から1日1記事を公開してきました。
特に,jS-STARの教科書は,記事公開後にほとんどの大学がオンライン授業になったことから,多くの方々から利用していただけたようです。

来年の2月28日まで,連続投稿を目標に続けていきたいと思います。

1)js-STARの教科書
3月1日より全50記事を公開しました。
特に全記事をPDFで公開した記事は1600アクセスがありました(12月28日現在)

2)js-STARの練習帳
全51記事を公開しました。
3)Excelでつくる算数・数学プリント
全113記事を公開しました。
4)Scratchの練習帳
現在(12月28日),89記事です。

2019年9月17日火曜日

紙copi ver 2.97 × Windows10 で,ライセンス登録がうまくいかない

いまだに便利で 紙copiを使い続けているのですが,バージョンアップするほどのことでもないので,ver2.97を使い続けています
でもWidows10にしたら,登録したのに支払い請求が表示されてしまいます
調べたら回避する方法があったのでメモに残しておきます

http://digitgadget.jugem.jp/?eid=2531


2019年1月31日木曜日

パソコンでTEPRAを作成するソフトウエアで保存ファイルが見つからない

パソコンでTEPRAを作成するソフトウエアで保存ファイルが見つからず,とっても困ったので情報を共有します。

TEPRAを使ってラベルを作っている人も多いことでしょう。
私は文字入力や細かな設定がやりやすいので,パソコンから利用できるTEPRAを使っています。
データを保存するときには,初期値としてソフトウエアが指定したフォルダが開かれ,特にフォルダを変えなければそこに保存されます。
そのフォルダが以下です。

C:\Program Files (x86)\KING JIM\PCラベルシステム SPC9 3.7\Data

ところがそのフォルダをあけても保存したはずのファイルがありません。
隠しファイルになっているのかと,フォルダの設定を変えてみてもでてきません。
検索しても見つからない!
こんなことでは大量に作ったデータを別のパソコンに移動することもできない。

困っていたところ,以下のブログを見つけて解決しました。

http://dorara.net/119.html

VirtualStoreという機能によって,実際のファイルは別の場所に保存されるのだとか・・・。
そのフォルダが以下です。

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\KING JIM\PCラベルシステム SPC9 3.7\Data

AppDataフォルダは,隠しフォルダで基本的には見えませんので,これがさらに厄介です。

隠しフォルダの表示の仕方は以下です。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14201/windows-show-hidden-files

みなさんの助けになれば幸いです。

2019年1月8日火曜日

数学で学んだことがプログラミングで役立つという話

中学校3年生で平方根の乗法を学習します
例えば,√2×√3=√2×3=√6
九九がわかれば計算できるので,生徒たちはそれほど戸惑うことなく習得します
√2×√3=√2×3 ができるのであれば 逆も成り立つので √2×3=√2×√3 ともできます
このことを利用して √12=√4×3=√4×√3=2√3 と計算できます
これは最初の計算より難易度が上がります

生徒に教えていても,√a×b=√a×√b となることの良さを実感したことはなかったのですが,先日,js-STARのバグを見つけてそれを改良しているときに,「ああ!なるほと」と思うことがありました

√a×bの計算をプログラムでは以下のように記述します

sqrt(a*b)

この計算順序は a*b → sqrt となります
aとbが小さな数であれば問題ないのですが,プログラミング言語には変数に最大値最小値が存在します
あまりに大きな数だと計算できないわけです
ですから,a*bが最大値を越えてしまうと sqrt は計算不能となってしまいます
そこで sqrt(a*b) を以下のように記述します

sqrt(a)*sqrt(b)

すると今度は計算できます(もちろんaやb自体が最大値を越えれば計算できませんが・・・)
本来√は無限小数ですがコンピュータは有限で計算するので多少の誤差は生じます
それでも計算式を工夫することで,できなかった計算ができるようになるわけです

プログラミングを学ぶ良さはこんなところにもあるのではないでしょうか?

2018年6月11日月曜日

xcodeでの開発 覚書14:AppStoreからリジェクトされたのを修正する

審査が厳しくなっているようです
カメラを使うアプリではカメラが起動するときに何のために使うのかといったメッセージを表示される必要があります
前にはなくても通っていたのですが今回のバージョンアップではじかれました
修正はxcodeで行っています
新しいUnityではメッセージも設定できるようです

https://i-app-tec.com/ios/camera.html